FUTURE PROSPECTS 今後の構想

日本全国で学校以外の
学びの選択肢を広げる
オルタナティブスクールの
プラットフォーム事業

全国のすべての子ども達が、学校以外の選択肢であるオルタナティブスクールにアクセスできるようになるために、
全国のオルタナティブスクールを作りたい人を支援するためのプラットフォーム作りを進めています。

小規模フリースクールが
抱える課題

フリースクールを開始するためには特別な資格や認定が必要なく、誰でも始めることが可能です。これは、自分の子どもを含む、目の前の子どもたちの教育環境を改善したいという情熱を持つ人々にとって、大きな魅力となります。しかし、その一方で、スクールを持続的に運営し、安定した教育環境を提供し続けることは、さまざまな課題を持つ多くのスクールにとって困難な挑戦となっています。

資金調達の
困難さ

フリースクールでは公的支援が不足しており、授業料収入だけではスクールの運営が難しい現状です。補助金、助成金、寄付などのファンドレイジングの手法が求められますが、これらの知識やスキルが不足すると、広報活動や人材採用といった、スクールの持続的な運営に必要な投資が困難となります。

多角的なカリキュラムの
整備と実施

オルタナティブスクールを目指すには、基礎教育から体験学習まで、多岐にわたるカリキュラムを提供する必要があります。ここでは教材選択や外部講師の選定が重要となります。しかし、これらの教育質を一貫して維持することは、特に小規模スクールでは大きな課題となっています。

このような苦しい状況を紹介する記事として、西日本新聞に「睡眠3時間、身を削ってフリースクール運営」が掲載されました。

学習塾運営者が抱える想い

地域で個人が学習塾を運営している方々の中には、単にビジネスとしてだけでなく、地域の子どもたちに貢献したいという思いで学習塾運営に携わっている人もいます。このような方々は、塾生が不登校になるなど、不登校の子ども達の増加に対して何か手助けできる方法があるのではないかと模索しています。

地域の子どもたちに
貢献したい

地域で学習塾を開く方々の中には、地域の子どもたちの学びを支えたいという思いで運営している人が多くいらっしゃいます。地域で学校に通うことができない子どもたちへ学びの支援の検討をされている方々もいます。

教室スペースを
有効活用したい

学習塾は基本的に放課後が活動時間となります。そのため、昼間の時間帯は教室が空いているケースがあります。
学習塾として事業の持続可能性を高めるために、昼間の教室活用が重要なテーマとなっています。

オルタナティブスクール展開を
支援するプラットフォーム事業

私たちは、課題を抱える小規模フリースクールや学校に通えない子どもたちへの支援を検討している学習塾の方々に向けて、スタディプレイスが培ってきたノウハウを提供し、新たなオルタナティブスクールの運営を共にサポートしています。
プラットフォーム事業は、日本全国で学校に代わる新たな選択肢を増やしていくための新しい試みです。私たちはパートナーとして、スクール運営者に寄り添い、オルタナティブスクール運営をサポートさせていただきます。この事業を通じて、日本全国に学校に通えない子どもたちが必要な学びや体験ができる場を増やし、子どもたちが自分らしく幸せに生きていける社会の実現に貢献していきます。

ヒト

オルタナティブスクールの運営には、学習や体験活動など多岐にわたるサポートが必要であり、人材の確保が難しい課題です。私たちはその解決策として、オンラインでの学習サポートや魅力的なカリキュラム提供を実施し、充実した教育環境の実現をお手伝いします。

カネ

タディプレイスの強みである、経済的に困難を抱える世帯を対象とした「特別奨学制度」を適用することで、生徒獲得の裾野を広げ、地域社会への貢献が可能です。また、NPO法人としての10年間の運営経験に基づく、助成金・補助金の獲得やクラウドファンディング実施など、安定運営のための資金調達をサポートいたします。

モノ

オルタナティブスクールを効率的に運営するために、ICT端末の調達や導入をサポートします。また、スタディプレイスが利用している学習管理や生徒情報管理のソフトウェア活用のノウハウも提供いたします。最新テクノロジーを活用した、スムーズなスクール運営を確立するお手伝いをさせていただきます。

情報

オルタナティブスクール運営で必要となるNPO法人化や認定NPO法人格の取得をサポートします。運営者ネットワークへの参加による情報共有や研修参加に加え、EA3ホームページでの情報発信により、スクールの持続的運営をサポートいたします