こんにちは!スタディプレイスの活動についてお伝えします。
今回の活動は「こころとからだの授業」。私たちの身体に関する知識や、人権、同意といった考え方について学びました。
今回お話ししてくれたのは、性教育の普及に取り組む一般社団法人READY BOXで副代表を務める三上ゆきさんです。スタディプレイスのオンラインスタッフでもあります。
READY BOXさんは、初経を迎える子ども達に「性について学んだり話すことはタブーではない」ということ、そして「不安や困りごとがあれば相談してもよい」という安心感を伝え、誰もが性の知識を学ぶ機会が得られる社会をつくる活動をされています。
(詳しくはコチラから→https://readybox.jp/)
1回目の授業では、女の子の身体のしくみや生理について学びました。「外から見える部分」と「体の内部」に分けて、体のつくりについてイラストで確認しました。また、「生理」の仕組みやタイミング、その際の体調の変化についても知ることができました!一緒にナプキンやタンポン、吸水ショーツといった生理用品についても紹介しました!子供たちは各アイテムの使い方や特徴、衛生管理のポイントについて実際に製品を手に取りながらお話を聞いていました。
2回目の授業では、男の子の身体のしくみと、人権、同意について学びました。
1回目と同様、「外から見える部分」「体の内部」のつくりや役割についてイラストで確認し、射精や勃起についてもクイズ形式で正しい知識を身につけました。
その後、「人権」についてもクイズ形式で考える場面がありました。「生理痛などで体調が優れないときに休みたい」「動物が可哀想だからお肉を食べたくない」などの場面について、子どもたちは「これは人権が守られている?」という観点で考え、自分なりの意見をシェアしました。答えが一つに決まらないクイズもありましたが、みんな真剣に考えていた様子が印象的でした。
つづいて「同意」についても学びました。同意についての短い動画を見た後、大切にしてほしい4つのポイントについて確認しました。
最後にゆきさんから、今回学んだ知識を人を傷つけたり嫌な気持ちにさせることではなく、自分や他の人を大切にすることに使ってほしいという話をして2回の授業が終了しました。
感想では
「勉強になるしこういう事を知る機会あんまりないのでとても貴重でした」
という声がありました。
スタディプレイスでは今後も定期的に「こころとからだの授業」を実施し、正しい知識を身につけることで自分も周りの人も大切にできるようになってほしいと考えています。お話ししてくださったゆきさん、ありがとうございました!