こんにちは!スタディプレイスでは、6月10日(火)に魅力的な大人プロジェクトを開催しました。
今回の魅力的な大人は、うきはの宝株式会社代表の大熊充(おおくま みつる)さんにお話を伺いました。
大熊充さんの半生紹介
1980年、福岡県うきは市に生まれた大熊さんは、中学2年生で不登校となり中卒後は就職もかなわずアルバイト生活を続ける自称「ポンコツ人生」を送っていました。その後20代でデザイン事務所を創業し起業家として一歩を踏み出しますが、さらなる学びを求めて2017年4月に専門学校日本デザイナー学院九州校へ入学。グラフィックデザインとソーシャルデザインを学びながら、社会起業家育成プログラムを修了しました。
大病で入院した際、病室や廊下で出会ったおばあちゃんたちに励まされた経験から「今度は自分が彼女たちを支えたい」という思いを抱き、2019年10月に75歳以上の高齢女性が働ける場を創る「うきはの宝株式会社」を設立、多方面から注目される社会起業家です。
大熊さんが手がける「ばあちゃんビジネス」
大熊さんが代表を務めるうきはの宝では、地域のおばあちゃんたちの知恵や特技を生かした事業を展開しています。
・食品製造・販売:手仕事を活かした干し芋や“婆ッフル“などの加工品開発
子どもたちの感想(原文ママ)
・ こう言う活動があると知って驚きました!
大熊さんの講演を通じて、子どもたちは「不登校や挫折を乗り越え、自ら学び直して社会を変える仕組みをつくる」という強いメッセージを受け、大きな刺激を受けました。大熊さんは何かに取り組む際、必ず「目的」「覚悟」「挑戦」の3つを大切にするとおっしゃっていました。これからは「ばあちゃんビジネス」に注目し、大熊さんのさらなるご活躍を見守りたいと思います。子どもたちも大きな刺激をいただき、本当にありがとうございました!