スタディプレイスの5月24日(金)の活動についてお伝えします。
今回は、4月に行った避難訓練に続く防災の学びとして、福岡市民防災センターに行ってきました。 防災センターでは、水害・火災・地震の3つの災害を体験しました。
【水害コーナー】
最初に体験した水害コーナーでは、浸水で車や家の扉が開かなくなる場面を体験しました。50cmを超える水深では、高校生の力であっても扉は開かず、避難することができませんでした。 この活動を通して、子どもたちも水害からの避難の難しさを実感していました。
【火災コーナー】
火災コーナーでは、火災が起きた部屋からの避難を体験しました。この体験は、まず煙の危険性と対処に関する動画を視聴することから始まりました。 そして、子ども達はその動画で学んだこと踏まえて実際に避難をしました。 室内は煙と甘い匂いが充満した仕組みになっており、その匂いを感じた人は気づかないうちに煙を吸ってしまっているという内容でした。 甘い匂いを感じていた人が大多数で、火災が起きた時にはしっかり鼻と口を覆う必要性を学びました。
【地震コーナー】
地震コーナーでは、小学生は震度6の揺れ、中学生以上は震度7の揺れを体験しました。想像していたよりも大きな揺れが起こり、実際に体験した子どもたちからは「すごい揺れだった」との声が上がっていました。
防災センターでの体験を通して、子どもたちの防災リテラシーをより高めることができました。 「楽しく学ぶことができた」との声もあり、良い学びの機会になったようです。
次回の校外活動では、福岡アジア美術館で開催される「谷川俊太郎 絵本百貨店」に訪れる予定です。